第53代部会長 佐久間 伸幸
2023年度 日本青年会議所 農畜産部会
スローガン
リスタート ~コロナ禍を抜け新たな時代へ~
農畜産部会は1970年に15番目の業種別部会として誕生しました。昭和、平成、令和の時代を歩み、国内・海外情勢の変遷を乗り越えながら長きにわたり農畜産部会を存続し、今もなお私たちの活動を支えて頂いている先輩諸氏に大変感謝申し上げます。
52年間積み上げた歴史と伝統ある農畜産部会第53代部会長の職をお預かりするにあたり、礎を築いていただいた先輩諸氏に心より感謝すると共に、この部会の無限の可能性を一つでも多く形として残し、次の時代へ継承していく事をここにお誓い申し上げます。
【新たな時代へ】
2020年より感染爆発を起こした新型コロナウイルスは今もなお世界中で猛威を振るっております。国内の感染拡大に伴い、青年会議所を含めた各種団体の活動も消極的なものとなっており、我々農畜産会の活動も例にもれず事業の延期や中止を余儀なくされています。農畜産部会の最大の魅力である、全国各地で事業の成功を収めている先輩諸氏と現役メンバーと交流・情報交換の場が活かせていない状況にあります。先行きの見えない情 勢ではありますが、歴代の先輩諸氏のご尽力で築き上げられた農畜産部会に対するプラスイメージや期待感の高さ、積極的な会員拡大によって現役メンバーは50名を超え年々入会者数が増加しています。コロナ禍を脱し新たな時代を迎えるにあたり、会員数増加という大きなプラス要素を最大限活かせる環境作りが必要とされております。また、2年後には設立55周年を迎え、以後さらなる発展を遂げるための課題と考えます。
【見える農畜産部会へ】
コロナ禍により各事業においてOB、現役メンバーの参加状況が厳しくなっている中、活動状況を発信する事は、会員のモチベーションの向上や事業参加率の向上に対して非常に大切なことだと考えております。現在の活動発信はHPとLINEアプリのみとなっており、必ずしも全てのメンバーに対して周知できていないのが現状です。各年代の利用率の高いSNSやツールを利用し、メンバー全員が活動状況を把握できる環境を構築いたします。
【繋がる農畜産部会へ】
農畜産部会は日本国内、農業・畜産業に係るトップクラスの企業の代表者が加盟しており、市場を席巻する企業の代表者である会員との情報交換や、大きなビジネスチャンスを期待できる場であります。2020年度に作成されたビジネスマッチングシステムを稼働させていくとともに、会員一同が集える事業の構築を行ってまいります。
【むすびに】
まだまだ先の見えないコロナ禍に対応する為、事業構築や開催方法など様々なアプローチを考え、柔軟な組織運営・新たな様式が求められています。日本青年会議所の綱領にある様に全国各地から集うメンバーとともに英知と勇気と情熱をもってこの難局を乗り越えていきましょう。一年間どうぞ宜しくお願い致します。